燃え尽きた看護師が、最初にやったこと。
仕事を、辞めた。
正確には、現場を離れた。
あの日は、もう、出勤できなかった。
ただ、どっと疲れて、そのまま1日眠った。
翌朝。
起きなくていい。
出勤しなくていい。
その事実だけが、ぼんやりと頭にあった。
振り返れば、ずっと頭の中は「仕事中」。
勤務中はもちろん、家に帰っても、お風呂の中でも、眠る直前まで。
あの人にまた何か言われるかな。
あの嫌味は相当えぐられたな。
明日はうまくできるかな。
また萎縮して、ミスしたらどうしよう。
ってゆうか、なぜ私がそこまで言われなければいけなかったのか。
頭の中で必要以上にグルグルと嫌な思い出だけがリピートされている。
人間関係のストレスって、不思議なもので
じわじわと、でも確実に、心と体を削っていく。
気づいた頃には、眠れなくなっていた。
仕事から離れて、最初に私がやったことはたった2つだけ。
寝たいだけ、寝る。
無理に、外出しない。
それだけ。
罪悪感はあった。
家族に申し訳ないな、という気持ち。
でも、あえて自分にこう言い聞かせた。
今は、自宅という安全な環境にいる。もう戦場じゃない。
これ、実は脳科学的にちゃんと意味があるらしい。
極度のストレス状態が続くと、脳は「ここは危険な場所だ」と認識したまま緊張状態をキープしてしまう。だからストレス性胃炎や自律神経失調などで、胃痛や不眠、不整脈など体に何かしらのサインが現れるらしい。
意識的に「安全であること」を脳に知らせてあげる必要があるんだって。
寝ることは、逃げじゃない。
休むことは、悪じゃない。
脳を、体を、安全な場所に戻してあげる作業。
看護師として10年以上働いてきた私が言うんだから、たぶん本当です。笑
もうひとつ、決めたことがある。
自分を責めない。
「また寝てしまった」
「今日も何もできなかった」
そう思いそうになるたびに、ちょっと待って、と自分に言った。
誰かに申し訳ない、なんて思わなくていい。
だって今の私には、休むことが仕事なんだから。
5日後。
劇的な変化があったわけじゃない。
でも、なんとなく、心が軽くなっていた。
頭の中から「出勤中」が、消えていた。
ああ。
やっと、自分の時間が戻ってきた気がする。
ってゆうか、あんなに悩んだのに、たった5日で治るんか!
脳ハック、すご!
これが、私の回復の始まりでした。
次回は、そこから始めた「脳をハックする習慣」の話を書きます。
アファメーション、怪しいと思ってた私が、なぜ始めたのか。
つづく🌿
—
最後までお読みいただき、ありがとうございました。🙇🌿
この記事を書いた「おおき にな(Nina)」は、正看護師10年以上の経験を活かし、医療・美容、セルフケア専門のAIハイブリッドライターとして活動しています。
詳しい経歴やお仕事のご依頼・ご相談については、こちらのプロフィールをご覧ください。
▶︎ [お仕事のご相談・詳しいプロフィールはこちら]

コメント