「わたし」の取り戻し方①

燃え尽きた看護師が、最初にやったこと。

仕事を、辞めた。

正確には、現場を離れた。
あの日は、もう、出勤できなかった。
ただ、どっと疲れて、そのまま1日眠った。

翌朝。
起きなくていい。
出勤しなくていい。

その事実だけが、ぼんやりと頭にあった。


振り返れば、ずっと頭の中は「仕事中」。

勤務中はもちろん、家に帰っても、お風呂の中でも、眠る直前まで。
あの人にまた何か言われるかな。
あの嫌味は相当えぐられたな。
明日はうまくできるかな。
また萎縮して、ミスしたらどうしよう。

ってゆうか、なぜ私がそこまで言われなければいけなかったのか。

頭の中で必要以上にグルグルと嫌な思い出だけがリピートされている。

人間関係のストレスって、不思議なもので
じわじわと、でも確実に、心と体を削っていく。
気づいた頃には、眠れなくなっていた。


仕事から離れて、最初に私がやったことはたった2つだけ。

寝たいだけ、寝る。
無理に、外出しない。

それだけ。

罪悪感はあった。
家族に申し訳ないな、という気持ち。

でも、あえて自分にこう言い聞かせた。

今は、自宅という安全な環境にいる。もう戦場じゃない。

これ、実は脳科学的にちゃんと意味があるらしい。

極度のストレス状態が続くと、脳は「ここは危険な場所だ」と認識したまま緊張状態をキープしてしまう。だからストレス性胃炎や自律神経失調などで、胃痛や不眠、不整脈など体に何かしらのサインが現れるらしい。
意識的に「安全であること」を脳に知らせてあげる必要があるんだって。

寝ることは、逃げじゃない。
休むことは、悪じゃない。
脳を、体を、安全な場所に戻してあげる作業。

看護師として10年以上働いてきた私が言うんだから、たぶん本当です。笑


もうひとつ、決めたことがある。

自分を責めない。

「また寝てしまった」
「今日も何もできなかった」

そう思いそうになるたびに、ちょっと待って、と自分に言った。

誰かに申し訳ない、なんて思わなくていい。
だって今の私には、休むことが仕事なんだから。


5日後。

劇的な変化があったわけじゃない。
でも、なんとなく、心が軽くなっていた。

頭の中から「出勤中」が、消えていた。

ああ。
やっと、自分の時間が戻ってきた気がする。


ってゆうか、あんなに悩んだのに、たった5日で治るんか!
脳ハック、すご!

これが、私の回復の始まりでした。


次回は、そこから始めた「脳をハックする習慣」の話を書きます。
アファメーション、怪しいと思ってた私が、なぜ始めたのか。

つづく🌿

最後までお読みいただき、ありがとうございました。🙇🌿

この記事を書いた「おおき にな(Nina)」は、正看護師10年以上の経験を活かし、医療・美容、セルフケア専門のAIハイブリッドライターとして活動しています。

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